いもねえちゃんの音楽日記

ひょんなことから32歳から人前でのピアノ弾き語りを開始。38歳からアコギも挑戦。作詞・作曲・音楽活動記録。

黒いMA-1とベーゼンドルファーが鳴く。

 隣街で山崎まさよしのコンサートがあったので行ってきた。

 ガチでオサレ男女が多くて、田舎風味の隣街の会館が異国情緒あふれて洗練された場になっていてアウェイ感極まりなくて、焦ってた。今回コンサートグッズに7000円の黒いMA-1(お洋服)が出てたんだけど、手持ちが足りなくて欲しくても買えなかった。欲しいと思ったグッズを値段確認せずにポンと買えるだけの財力を備えたいと思った。やっぱり、彼といえば、MA-1だよ。

 

地元のミックスバーのお店の看板を挙げて、どんなお店か入ってみたいって言ってたのにはウケました。まじそのセンスは昔から変わってないなーって思いました。トークはお上品じゃないのねw

 

ネタバレになるけれど、曲目は以前は流行った15~20年近く昔の曲ばっかりでその当時からのファンだった私は歓喜。3曲目があじさいっていうアルバムの名曲で、その曲が演奏されたことによって私の周りに座ってたお姉さまたちが鼻をすする音がたくさん聞こえてきて流石って思ったよ。

 

前半パートは終始赤。後半は青、緑、黄色だったかな。でね、山崎まさよしって、色んな楽器をひとりで演奏しちゃうのね。彼はギター弾き語りだけじゃなくて、ピアノ弾き語りもできるのよ。実際やってたしね。

 

東金文化会館大ホール常備の、ベーゼンドルファーが鳴いたから。感動しないわけなかったよ。ベーゼンドルファーっていう家が買えるくらい高いピアノ使って、ピアノ弾き語りされてました。まさかの、one more time,one more chanceをね。ありゃーいい意味で反則技持ってきたなと。しっとり風味で、2バイオリン、ビオラ、チェロの音とマッチしてて音がお上品にお洒落になってて。もうね、ほんと。

 

感動して、目から汁が出ないわけなくて。マスカラ溶けてぼろぼろだったよ。ほろほろナミダが止まらないのね。感動と浄化されたような感じ。ああやって心に訴えかけるような表現力ってたまらない。背中が語るピアノ弾き語りでした。

 

ああ、そうだ。肝心のギター弾き語りの方はね。しっかりしたこだわりの持った男性の音色でしたよ。なんて言ったらいいのかな。音色から哀愁漂う感じではなくて、私生活とかとても充実していて幸せなのかなぁ。楽しくて仕方ないってそんな音に聞こえました。

 

スタンディングも後半に少しあるだけで、基本座って拝見する方。前半後半の場面転換の際に、15分の休憩も入ったし、気力が持たない私には優しいコンサートでした。1つ1つの曲の質が高いから、集中力がめちゃめちゃ必要でなんか変なところは私が感じた限りでは一つもなかったです。さすがプロ。選曲は昔の曲だけど、編曲は最近の技術を駆使してて攻めてるなーって思いました。ボイパとかもしてたよ彼。どんだけ芸達者なんだろうってビビりました。

 

ひとりで参戦して十二分に大満足。だけど、これは誰か音楽仲間誘うんだったなーってちょっと後悔してます。私自身、趣味でピアノ弾き語りしてるんだけど、ギター弾き語りの方でもめちゃめちゃ満足できる内容になってたんで。

 

自分で今回のコンサートチケット代を自力で稼いで自力でチケット手配してさ。1階正面の前から真ん中15列目。ステージから近いしとても見やすくていい席だった。あっという間の2時間半だった。少し超過したかな。この時間が止まればいいのにって正直思ったよね。また機会作れたら行ってみたい。

 

私、昔音楽雑誌で山崎まさよしネタではがき職人をやってた時期があって。音楽ギフト券を荒稼ぎした時期があるくらい、20年以上前から好きでしたずっと。やっと逢えたよ。パネルとツーショットだけれども本当に嬉しかった。

 

ああ、萌え語りがただ漏れしちゃうのでキリのいいところでこの辺でw

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